上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告
-
-
~青梅鉄道公園(その1) 2011/09/24~
関連Entry
青梅鉄道公園(その1) 2011/09/24
青梅鉄道公園(その2) 2011/09/24
青梅鉄道公園(その3) 2011/09/24
生まれてからずっと東京に住んでいますが、未だに青梅鉄道公園に行った事がありません。
子供の頃は東京の東部エリア、総武線沿線に住んでいた為、青梅線沿線は遠い存在。
その後、総武線沿線から京王線沿線住民になってからも中々足が向きませんでしたが、昨年、青梅線沿線に引越して身近な存在になった事もあり行ってみました。
という訳で3連休の中日、24日の午後に青梅駅へ向かいます。
青梅駅
案内によると青梅駅から徒歩15分。
駅前の地図で場所を確認して向かいます。
道中、案内板もあり道に迷う事はありませんでした。
道案内
青梅線を跨いでから山道に入り、急な坂道を上りましたが15分弱で到着。
入場料は100円。入口で係員に直接現金で払い、改札機を通ります。
青梅鉄道公園入口
国鉄の詰所の様な建物の資料館と屋外展示がありました。
今回は屋外展示の模様を紹介します。
入口に一番近い位置にあるのがD51-452。
お馴染み「デゴイチ」です。良い状態です。
D51は498号機が動態保存されており、上越線を中心に営業運転しています。
D51-452 ※クリックで拡大
動いているD51は、週末に高崎駅や水上駅で見る事をお勧めしますが、
静態保存ではないと見られない部分もあります。
それは運転台!
ここでは思う存分見る事ができます。
運転台内部は計器類やバルブがぎっしり!
デジタル的な要素は一切ありません!
勘と経験がものを言う世界です。
D51-452運転台
更に運転席に座る事もOK!
運転台からの風景も1枚撮影。
視界はお世辞にも良いとは言えません。
電車や電気機関車と比べると前方確認も大変ですし、特にホーム入線時は相当気を使いそうです。
運転台からの風景
さらに奥に入ると、今回、青梅鉄道公園を訪れて見たかった車輌に会えました。
E10形蒸気機関車。奥羽本線 板谷峠の急勾配区間用に開発されています。
しかし、板谷峠の電化までの繋ぎとして投入された事もあり、僅か5両しか製造されず、現存するのは青梅鉄道公園のみ。
今回、初めて見る事ができました。
E10-2 ※クリックで拡大
蒸気機関車のアルファベットは動輪の数を表します。
例えばC62なら3つ、D51なら4つと言った感じです。
という訳でE10は5つの動輪があります。
動輪が5つ並んでいるのは何とも圧巻!
5つの動輪! ※クリックで拡大
5つの動輪、どうやってカーブを曲がるのだろうと思っていました。
実物を見て納得!
まずは通常の動輪。
車輪の奥が出っ張っているのが判ります。
これは、脱線を防ぐ為に設けられており「フランジ」と言います。
フランジ付き動輪
フランジは脱線を防止するものですが、短い間隔でフランジ付きの車輪があるとカーブで支障がでます。
という訳で第3、第4動輪はそのフランジがありません。
これによりカーブ通過を容易にしています。
フランジ無し動輪
板谷峠の庭坂~米沢間で活躍を始めたものの、僅か1年で電化されて役目を終えます。
その後、他の路線を転々として、最後は北陸本線の米原~田村間用の機関車として活躍しました。
続いてはE10-2の隣に展示されているクモハ40054。
案内板によると、このクモハ40054では無いですが、クモハ40系自体は青梅線でも1978年3月まで活躍していたそうです。
クモハ40 ※クリックで拡大
このクモハ40054は昭和10年に製造。
田中車輌製。見慣れない会社ですが、近畿車輛の前身となった会社です。
昭和10年 田中車輌製
この車輌、旧型国電とは思えない保安装置が付いてます。
それは
「ATS-P」
ATS-P搭載
民営化後、JR東日本で動態保存されていたクモハ40054。
動態保存時代はイベント列車で活躍していた事もあり、ATS-Pがあるのも頷けます。
資料館の展示によると、1998年に青梅線でも運転された様です。
反対側は青梅行き ※クリックで拡大
青梅鉄道公園、他にも車輌展示がありますが、続きは次回紹介したい思います。

国鉄時代 2011年 11月号 Vol.27

時刻表に見る<国鉄・JR>列車編成史 (キャンブックス)

国鉄分割・民営化 合理化の波と116年目の終焉 (図説 日本の鉄道クロニクル)

ブログランキングに参加しております。
↑上記アイコンをクリック頂けると励みになります!
スポンサーサイト
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2011/09/25(日) 22:17:13|
- 鉄道
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
最近、週末はSLみなかみ号が走っているのでSL狙いの可能性が高いです。
> しかし、車両切り離しとはなんなんでしょうか?
高崎線の様な都心から郊外へ向かう列車は、郊外へ出ると徐々に乗客が減っていきます。
15両という長い編成で走らせると輸送力過剰となる為、途中の駅で切り離されます。
高崎線の場合、籠原駅がその場所になります。
また、高崎線の場合は、もう一つ理由があり、籠原以北はホームの長さ的に15両停まれない駅があります。ホームの延長は輸送力が逼迫しない限りはやらないと思います。
という訳で、上野や新宿から15両編成の高崎行きに乗る場合、先頭からの5両は籠原で切り離されますので注意が必要です。籠原で都心の様な混雑は滅多に無いと思いますが、座れない事は結構多いので...(^^;;
- 2011/09/30(金) 21:15:33 |
- URL |
- わんず #-
- [ 編集]